2025年6月27日、長年にわたり日本の音楽シーンを牽引してきた人気グループTOKIOが解散を発表しました。
今回の解散の背景には、国分太一さんによる過去のコンプライアンス違反問題が深く関わっています。
松岡昌宏さんが初めて詳細を語り、その心境やグループの今後について率直に語った内容をまとめました。
国分太一さんのコンプライアンス違反問題と「ザ!鉄腕!DASH!!」降板
2025年6月20日、日本テレビは国分太一さんの過去のコンプライアンス上の問題行為を理由に、人気番組「ザ!鉄腕!DASH!!」からの降板を発表しました。
プライバシー保護の観点から、具体的な違反内容は公表されませんでしたが、松岡昌宏さんはこの報告を受け、率直に「何があったのか」「どんなコンプライアンス違反なのか」と疑問を抱いたと語っています。
「これは率直に皆さんと同じ意見でして、『何があったのだ』という。『何ですか』『何のコンプライアンス違反ですか』」
さらに松岡さんは、国分さん本人や他のメンバーも詳細を知らされていないことを明かしました。
報道されていた番組内でのパワハラ疑惑については否定し、国分さんは熱くポジティブに番組の進行を考えるタイプであり、怒りを爆発させるようなことはなかったと説明しています。
国分さんの無期限活動休止とTOKIO解散決定の経緯
国分さんは日本テレビの会見当日に無期限の活動休止を表明。
その5日後、6月25日に突然TOKIOの解散が発表されました。松岡昌宏さんは解散の決断についてこう語っています。
「日本テレビの福田社長の会見を見て、城島と自分がこれ以上TOKIOを名乗るわけにはいかないなと判断に至り、解散です」
1994年に5人でデビューし、31年の歴史を持つTOKIOですが、松岡さんは「未来永劫続くわけではない」と前置きしつつも、「一般の方々も『またかTOKIO』という感覚で、さすがに限界だと感じた」と話しています。
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過去の不祥事とグループの変遷
2018年にはメンバーの不祥事により初めて脱退者が出たこともありました。
その時、松岡さんは「自分にまだ席があるならそこに帰りたい」という言葉に触れ、TOKIOとしての甘えを断ち切るべきだと考えたと振り返っています。
「そんなTOKIOは一日も早くなくしたほうがいいと思います」
その後、メンバーは3人となり、新たに株式会社TOKIOを設立。
松岡さんは「会社設立時に、もしまた1人欠けるようなことがあれば終わりだと話していた」と明かし、今回の解散決定の背景にその覚悟があったことを示しました。
週刊誌報道の否定と国分さんとの関係
一部週刊誌で松岡さんがTOKIO内でいじめを受けていたとの報道がありましたが、これについては完全に否定。
「TOKIO内でいじめは全くございません」
また、国分さんとの今後の関係については「元メンバーになってしまったが、縁は切れない」と語り、ユーモアを交えながらも深い絆を感じさせるコメントを残しています。
「縁が切れてしまったらぶっ飛ばせないでしょ。これが良くないですね。すみません、失礼いたしました」
ファンへの感謝と今後の展望
31年間応援してくれたファンに対しては、松岡さんは謝罪の言葉を述べるとともに、TOKIOという形は終わったことを正式に伝えました。
「大変、ふがいない終わり方で31年間応援してくださったファンの方には大変申し訳ないのですが、TOKIOという形は終わりました。本当に申し訳ございません」
今後の活動については、城島茂さんと松岡昌宏さんは引き続き活動を続ける意向を示し、国分さんの今後は未定ながらも、人生を見つめ直しながらゆっくり進んでいきたいと語りました。
「まだ人生は続くわけです。ゆっくり時間をかけて自分自身も見つめ直しながら、行動を起こしていきたいと思います。もし、皆さまの心に余裕がございましたら、どうか見守っていただきたいなと思います」
また、城島さんとの関係については「変わらず、彼はもう僕の扶養家族みたいなもの」とジョークを交えながらも強い絆を示しています。
まとめ
松岡昌宏さんが語った今回のTOKIO解散の真相は、国分太一さんの過去のコンプライアンス違反問題が大きな要因となり、グループとしての限界を感じての決断でした。
31年間にわたり多くのファンに愛されてきたTOKIOの歴史に幕を閉じる一方で、メンバーそれぞれが新たな一歩を踏み出す覚悟を示しています。
今後も彼らの動向に注目し、温かく見守っていきたいものです。
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