ヤフオクは個人で商品を売買できるインターネットオークション&フリーマーケットサイトです。
個人間で商品を売買できるサイトとしては日本最大級と言われるほど出品数が多く、2019年7月時点では6480万品の商品が出品されていたというデータが残っています。
ヤフオクを利用するにあたって知っておきたいポイントは以下のとおりです。
ヤフオクについて
- 出品方式はオークションとフリマがある
- 何を出品するのかによって出品方式を使い分けた方がよい
- 支払方法が豊富で商品未着のトラブルが起こりにくい仕組みになっている
- 落札時の利用料がかからないので利用しやすい
- 思っていた以上の高値がつくことがある
- paypay経済圏のサービスと連携するとさらにお得
自分にとっては必要のないものでも他の人にとっては喉から手が出るほど欲しいケースもあり、オークション出品では思っている以上の入札額がつくことも珍しくありません。
そのため廃棄する前にヤフオクに出品するのも1つの方法です。
欲しいものがある場合もヤフオクを覗いてみましょう。
お店よりも手頃な価格で購入できる可能性があるからです。
また非売品や今は販売されていない希少なアイテムもヤフオクなら見つかる可能性があります。
この記事では、ヤフオクを上手に活用する際のポイントを紹介します。
ヤフオクの基本情報
ヤフオクはヤフージャパンが運営するインターネットオークション&フリーマーケットサイトです。
1999年に設立された歴史あるオークションサイトで主婦や学生、サラリーマンの他、近年では多くの企業や行政機関も利用しています。
ブラウザ版の他にアプリ版もあり、アプリの利用者は2016年1月時点で1768万人を超えています。
アプリにはいくつかのデメリットもありますが、一般的な商品を売買するのならばブラウザ版と同じように利用できます。
その他にも覚えておいて欲しいヤフオクの情報を以下にまとめました。
出品方法は2種類
ヤフオクと言えばオークション方式で商品を売買するサイトだと思っている人も少なくないでしょう。
しかし実際は以下の2つの出品方法があるのです。
- オークション出品
- フリマ出品
オークション出品は商品を一番高く入札した人が購入できる取引方法です。
出品する側は思っている以上に高値がつくこともあり、逆に落札する側は思っている以上に手頃な価格で落札できることもあります。
売買が成立するまでにはある程度の期間待つ必要がありますが、待っている間はワクワク感やドキドキ感を味わえます。
フリマ出品は自分が設定した価格で販売できる出品方法です。
購入希望者が現れればすぐに売買が成立するため、早く売買を成立させたいという場合はフリマ出品を選ぶと良いでしょう。
ただし的外れな価格設定をするといつまでたっても購入希望者が現れません。
そのため出品する側は相場勘をつかむことが大切になってきます。
ファッションアイテムから車まで何でも揃う
ヤフオクではありとあらゆるアイテムが販売されています。
その中でもヤフオクで販売されている代表的なアイテムを以下にまとめました。
- ファッションアイテム
- コスメグッズ
- 書籍
- 家具・家電
- 食品
- チケット
- 小屋
- 自転車
- トレーラーハウス
- 車など
車や小屋、トレーラーハウスなども販売されているのは驚きです。
上記のようにヤフオクにはほとんどのアイテムが揃っているため、自分が欲しいと思っている商品を見つけられるでしょう。
また廃棄予定のアイテムもヤフオクでなら出品できる可能性が高いです。
ただしタバコや刀、動物などの出品できないものもあるため、事前に出品できない商品を確認しておくことが大切です。
アプリでは販売できない商品もある
ブラウザ版では出品できても、アプリ版では出品できないアイテムがあります。
例えば次のようなアイテムです。
- 車
- バイク
- アダルトグッズなど
またアプリで出品できるのは個人ユーザーのみということも理解しておく必要があります。
アプリは商品が見やすかったり写真を撮りやすかったりするメリットがあるため、個人ユーザーは積極的にアプリを利用すると良いでしょう。
支払い手段が多様
ヤフオクは支払い手段が豊富です。
以下にヤフオクで利用できる支払い手段をまとめました。
- クレジットカード払い
- ジャパンネット銀行払い
- コンビニ払い
- 銀行振込
- PayPay残高払い
- Tポイント払い
PayPay残高払いやTポイント払いを利用できるのは特筆すべき点です。
落札者ははじめにポイント払いを含めた複数の支払い手段の中から好きな支払い手段を選んで入金をしますが、すぐには出品者に入金されません。
ヤフオクではヤフー簡単決済という決済サービスを採用しているからです。
先に落札者が入金をしますが、出品者から商品が発送されて落札者が商品を受け取ってから出品者に代金が支払われるという仕組みになっているのです。
ヤフオクを利用したほうがいい理由
ヤフオクには次のようなメリットがあります。
- 利用料がかからない
- 利用者が多いから高値で落札される可能性が高い
落札者は利用料が発生しないため、ヤフオクでは落札金額だけを支払えばOKです。
出品者も出品するだけであれば出品料はかかりません。
また数多くのヤフオクユーザーがいることから、商品によっては驚くほど高値で売却できることもあります。
そのため特にコレクターやマニアが求めていそうなアイテムを出品したいと考えている場合は、ヤフオクを利用すれば満足度の高い取引ができる可能性があります。
落札者は利用料0円で利用できる
ヤフオクで商品を購入する場合、利用料は発生しません。
通常のオークションを利用する場合は落札者が利用料を支払うケースもありますが、ヤフオクでは0円で利用できます。
ただし出品者は商品が売れたときに限り手数料を支払う必要があるということを覚えておきましょう。
以下に手数料をまとめました。
- ヤフープレミアム会員の手数料…販売価格の8.8%
- ヤフープレミアム会員でない場合の手数料…販売価格の10%
上記の手数料を見てもわかるように、ヤフープレミアム会員になれば手数料を抑えられます。
利用者が多いから高額で売れやすい
ヤフオクは設立から20年以上と歴史あるインターネットオークション&フリーマーケットサイトということもあり、とにかく利用者が多いです。
また個人のアイテムをオークションにかけられる唯一のサイトのため、出品したアイテムに高値がつきやすいというメリットがあります。
例えば今では販売されていないレアな商品は数百万円の高値がつくこともあるのです。
過去に高値がついたアイテムのうちの1つを以下で紹介します。
参照元URL:https://aucfan.com/article/category-toy-high-21994/
レアな商品を未開封で大切に保管していた場合は、上記のような高値がつく可能性もあるのです。
さらに上記のケースでは126人もの落札者がいたため、ここまで高額な落札価格になったのでしょう。
ヤフオクのポイントシステム
ヤフオクだけを利用する場合はザクザクポイントを貯めることはできません。
ポイントの還元率はあまり高くないからです。
ヤフオクのポイントシステムを以下で確認しましょう。
ヤフオクでもらえるポイントは基本的に1%のPayPayボーナスのみです。
それでもポイントをもらうのともらわないのとではお得感が違います。
そのため商品の代金を支払うときはなるべくPayPay残高を利用すると良いでしょう。
商品ページにTがついている商品はTポイントをゲットできる
商品ページにTのマークがついている場合は、商品を落札した際にTポイントが付与されます。
Tポイントの還元率を以下で見ていきましょう。
- Tポイントの還元率…落札価格×ポイントの付与率
- ポイントの付与率…新規ユーザーのポイント付与率:200円につき2ポイント、既存ユーザーのポイント付与率:200円につき1ポイント
つまりこれからヤフオクを利用する場合は落札価格×1%のポイントがもらえるのです。
落札価格が5,000円だとすると50ポイントのTポイントを獲得できます。
PayPay残高で代金を支払えばさらに50ポイントのPayPayボーナスが付与され、合計で100ポイント獲得できます。
ヤフージャパンカードで支払えばさらにTポイントがもらえる
ヤフージャパンカードを利用する場合はさらに1%のTポイントを獲得できます。
ヤフオク初心者がヤフージャパンカードからPayPay残高にチャージして、Tマークのあるアイテムを落札するとしましょう。
その場合のポイント還元率を以下にまとめました。
- PayPayボーナス…1%
- Tポイント…1%
- ヤフージャパンカードのTポイント…1%
合計3%のポイントを獲得できるのです。
まとめ
フリマ出品の他にオークション出品もあるというのがヤフオクの大きな特徴です。
また以下のメリットもあります。
- ありとあらゆるアイテムを売買できる
- ポイントで代金を支払うことも可能
- 利用料がかからない(ヤフープレミアム会員の出品者はアイテムが売れたときに8.8%の手数料がかかる)
- アイテムによっては高額売却も期待できる
- 支払い方法や選ぶアイテムによっては多くのポイントを獲得できる
そのため特に希少なアイテムを出品したい、掘り出しものを見つけたいという場合は積極的にヤフオクを利用するのが望ましいです。
まずは気軽にサイトを覗いてどのようなアイテムが販売されているか、また目当ての商品がどれくらいの価格で販売されているかなどをチェックしてみましょう。