PayPayは数あるキャッシュレス決済の中でも主流になりつつあるキャッシュレス決済アプリです。
PayPayで支払いをすることでPayPayボーナスという独自のポイントが受け取れるため、現金で支払うよりもお得感があります。
コンビニエンスストアや大手ファーストフード店のみならず、小規模店舗や病院などでもPayPayを取り入れるところが増えています。
PayPayの特徴
- PayPayアプリで簡単にキャッシュレス決済ができる
- 実店舗の加盟店が多いため利用しやすい
- 決済に使うだけで0.5%のポイント(PayPayボーナス)が付与される
- ヤフージャパンカードと紐付けするとお得になる
- キャンペーンなども活用するほどもっとお得に
PayPayを使って日常のすべての買い物をすることも可能なため、じゃんじゃんポイントを貯められるでしょう。
さらにpaypay経済圏のサービスと紐づけてPayPayを利用すればより便利かつお得に生活できます。
この記事では、paypay経済圏の中でも注目したい、PayPayの活用法について詳しく紹介します。
PayPayの基本情報
PayPayはヤフー株式会社とソフトバンク株式会社が共同で立ち上げたバーコード・QR決済サービスです。
そのためPayPayアプリからヤフーのサービスにアクセスできたりpaypay経済圏のサービスを利用するとPayPayボーナスを多く受け取れたりする特徴があります。
PayPayのステッカーが貼ってあるお店でしかPayPayで支払いをすることはできませんが、2021年2月時点で3000万カ所以上のお店がPayPayの加盟店になっているため、都会のほとんどのお店ではPayPayを利用できるでしょう。
実際にPayPayで支払いをする際は以下のいずれかの支払い方法を選択します。
- バーコード決済
- QRコード決済
QRコード決済はQRコード決済が記載された紙を用意するだけのため初期投資がかかりません。
そのため小規模店舗などはQRコード決済を取り入れていることが多いです。
通常はバーコード決済でもQRコード決済でも0.5%のPayPayボーナスが付与されるため現金で支払うよりもお得です。
PayPayでできるのはバーコード・QRコード決済だけじゃない
キャッシュレス決済アプリは支払いをするためのツールです。
しかしPayPayでは支払い機能だけでなく以下のようなサービスも利用できます。
- paypay経済圏のショッピングサイト
- PayPayフリマ
- 金融機関のサイト
- タクシー配車
- 宅配サービス
- ふるさと納税の支払い
- PayPayボーナスの運用
- 公共料金や税金の支払い
- クーポン発行
- Tカード表示
- PayPayユーザーにPayPay残高を送ったり受け取ったりする機能など
PayPayアプリを開けば上記のような複数のサービスを利用できたりサービスにアクセスできたりするため、アプリごとに個人情報やIDを入力する手間を省けます。
日本製のスーパーアプリを目指していることから、今後はますます利用できるサービスが増えて利便性が高まるでしょう。
また2021年3月1日にはヤフーとLINEが統合しました。
そのため今後はLINEで人気の機能がPayPayに加わる日も来るかもしれません。
お得に利用したいのならヤフージャパンカードとの紐づけが必須
PayPayで支払いをする際は以下のいずれかの支払い方法を選ぶことになります。
- PayPay残高
- クレジットカード
PayPay残高を選ぶ場合は銀行口座からチャージするか、もしくはセブン銀行のATMからチャージをしてPayPay残高にお金を入れる必要があります。
いつも使っている銀行口座をPayPayに登録するのも良いですが、PayPay株式会社と同じソフトバンクグループのジャパンネット銀行を利用すれば入金手数料がかからないだけでなく出金手数料もかからないためおすすめです。
クレジットカード払いを選ぶ場合はヤフージャパンカードを登録しましょう。
ヤフージャパンカード以外のクレジットカードも登録できますが、その場合はペイペイボーナスが付与されません。
ヤフージャパンカードならばPayPayボーナスが付与される上にTポイントももらえます。
またヤフージャパンカードからPayPay残高にチャージすることも可能です。
セブンイレブンアプリからPayPayを利用することも可能
2020年12月からはセブンイレブンアプリからもPayPayを利用できるようになりました。
セブンイレブンアプリからPayPayを利用するメリットは次の通りです。
- PayPayボーナスとセブンマイルがダブルでもらえる
上記のメリットを得るためにはセブンイレブンアプリとPayPayを連携させる必要があります。
難しい作業ではないため作業は数分で完了するでしょう。
筆者は5分ほどで連携作業が終了しました。
クーポン獲得とセブンマイルの獲得、PayPayでの支払いが一つのアプリで完了するため、セブンイレブンをよく利用する場合は積極的に活用すると良いでしょう。
PayPayボーナスの還元率を高めるための方法
PayPayボーナスの通常時の還元率は0.5%と決して高くありません。
しかしPayPayにはPayPayボーナスの還元率を高めるためのPayPay STEP(ペイペイステップ)というシステムがあります。
毎月一定の決済回数と決済金額をクリアすれば、次の月の還元率が高まるという仕組みです。
以下で還元率を高めるために必要な決済回数と決済金額、還元率を見ていきましょう。
- 通常時…還元率0.5%
- 支払い回数50回…還元率0.5%アップ
- 支払い金額10万円…還元率0.5%アップ
毎日1回から2回のペースでPayPayを使って支払いをすれば1.0%の還元率は実現できます。
しかしPayPayで毎月10万円の支払いをするのは簡単なことではありません。
オンラインとオフラインのすべての支払いをPayPayで統一しなければ1.5%の還元率を実現するのは難しいでしょう。
PayPayは頻繁にキャンペーンを開催するからお得
PayPay STEP(ペイペイステップ)を利用して還元率を高めれば、PayPayボーナスが貯まりやすくなります。
しかし1.5%のPayPayボーナスが還元されるだけでは、ポイントがザクザク貯まるという実感は得られないでしょう。
それでもPayPayの人気が高いのは頻繁にキャンペーンが開催されるからだと思っています。
キャンペーンの際はPayPayボーナスの還元率が10%から20%になることも珍しくありません。
またPayPayの運営陣は総務省や地方自治体と協力して様々なプロジェクトを立ち上げています。
そのためPayPayで総務省がかかわるプロジェクトを利用すればPayPayボーナスをもらえることもあるのです。
月ごとに特定の市町村に狙いを定めてキャンペーンを開催することもあり、その際はキャンペーンが開催される市町村で買い物をする場合に限りPayPayで支払いをすると高還元のPayPayボーナスがもらえます。
このようにPayPayは高い頻度で様々なキャンペーンを開催しているため、PayPayユーザーがキャンペーンを上手に使えば面白いようにPayPayボーナスが貯まるのです。
ヤフージャパンIDと連携させることが重要
PayPayで貯めたPayPayボーナスをオフラインでもオンラインでも自由に使うためには、PayPayとヤフージャパンIDを連携させる必要があります。
PayPayとヤフージャパンIDを紐づければpaypay経済圏のショッピングサイトでもらったPayPayボーナスがPayPay残高に反映されるため、コンビニエンスストアやスーパーなどの実店舗でもPayPayボーナスを使えるようになります。
逆に実店舗で獲得したPayPayボーナスをpaypay経済圏のショッピングサイトで使うことも可能です。
さらにヤフオクやPayPayフリマを利用する場合も連携が必要です。
ヤフオクやPayPayフリマで商品を売った際に受け取った売上金からPayPay残高にチャージできるからです。
まとめ
PayPayは使えるお店が多い上にPayPayボーナスまでもらえる便利でお得な決済方法です。
PayPayを利用して少しでもお得な生活を送るためには次の点を取り入れることが重要です。
- ヤフーカードを登録する
- ヤフージャパンIDを連携させる
- PayPayの利用頻度を多くする
- キャンペーンを見逃さない
つまりPayPayとpaypay経済圏を利用することでポイントがザクザク貯まる仕組みになっているのです。
PayPayから様々なサービスにアクセスできるのも大きな特徴ですが、2021年以降はこれまでのサービスに加えてホテルやチケットの予約、お年玉やお小遣いの受け渡しなどもできるようになる予定です。
少し大げさな言い方かもしれませんが、PayPayアプリがあれば何でもできるスーパーアプリに進化するのです。
今後paypay経済圏を活用しようと考えている人にとってPayPayアプリはますます必要不可欠なものになるでしょう。